9月16日土曜日に第8回目の定例会が開催されました。
9月に入ってからも、能代はまだまだ暑い日が続いていますが、夜には少しだけ過ごしやすくなったように思います。
今月は『米代川』について話し合いました。
能代を流れる米代川の源流は、秋田・青森・岩手の3県にまたがる中岳(標高1,024m)に発し花輪盆地、大館盆地を貫流し、白神山地や出羽山地からの大小支川を合流させ西流し、能代平野を経て日本海に注ぐ一級河川です。
米代川は約2300万年前にできたと言われています。
想像をつかない大昔ですが、地球ができてから約46億年。
それに比べたらつい最近という事になりますね。
みなさんは、米代川の名前の由来をご存知ですか?
いつ頃から米代川と呼ばれるようになったのかは定かではありませんが、室町時代(十四世紀前半から十六世紀後半)にはあったとされる伝説で「米を研いだ汁で水が白くなったので米白川と名付けられた」という話があります。
本当かどうかは今となっては分かりませんが、米どころ秋田らしい伝説ですね。
舟運では生活物資の他に鉱山資源や秋田杉を運んだことや、その秋田杉が大阪城を建設するのに使用されたこと、平賀源内が佐竹藩に南蛮渡来の製法を伝え、銀と銅を分けて売るために藤里町に精錬所を建設した話など、興味深いお話を沢山できました。
※前回8月19日に予定していた定例会は会員の予定により中止になり、今回が第8回目の定例会となりました。
Comments