令和5年7月22日土曜日に第7回目の定例会が開催されました。
今月は『八森鉄策』について話し合いました。
「鉄策」は聞き慣れない言葉だと思いますが、電力会社の送電線のようなものに
支柱と支柱を繋げた線があり、その線にトロッコの荷台のようなもの(バケット)
を吊り下げて動かしていました。
明治末期、国鉄は能代駅までしか通っていませんでした。
そのため、能代駅東側の中川原から八森の椿鉱山の間を結んだ鉄策がありました。
椿と能代の間は13㎞。
貨車で能代駅に到着した鉱石をバケットに積みかえて、米代川を渡って椿鉱山へ
搬入していました。
稼働したのは明治末期から大正時代までのわずか数年だったと思われますが、
この珍しい、巨額な投資がされたであろう鉄策についての学習はとても興味深く
楽しかったです。 定例会で使用した資料の写真をこちらに載せることができないのが残念です。
次回の定例会は8月19日を予定しております。
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